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コウ英

甲丸レール

更新日:10月16日

甲丸レールは

木製建具用として、Vレールが

登場する以前の出入口や窓に

最も多く使われていました。


真鍮製のものが中心ですが

 鉄製やアルミ合金製の外に

音の軽減を図った

 鉄芯に樹脂を被覆した物が

 あります。

 室内でよく見かけるのが

 この樹脂タイプ(緑色)

 です。

野外では

 真鍮製やアルミ合金製が

 使われます。


甲丸レールのデメリットとしては

 上から釘打ちで止めるため

 釘の段差部分で音が発生しやすい事。


 レールの凸があるため、踏んだ時に

 違和感がある事。


 レールが細いため、曲がりやすい事

 などがありますが


甲丸レールは

 扉を押しても、外れにくい事から

 今でも学校等で、使用されることが

 多いです。


また甲丸レール車は

 車の真中が凹になっており、甲丸レール(凸)

 に沿って動くようになっています。

樹脂タイプの甲丸レールには

 樹脂用の甲丸戸車

鉄芯タイプの甲丸レールには

 鉄芯用の甲丸戸車を使用します。


甲丸レールを使用する引き戸には

 レールが通るためのミゾが引いて

 あります。

 このミゾに、埃がたまりやすく

  時たま掃除が必要になります。


管理 D-16


甲丸レール


甲丸レール




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